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SunSugarSonBlog
イタチノヘ メモ 05
砂漠の空に雪が降る。
シティに格差がひどいのは、
貧乏人の苦しみが雨雲を呼ぶエネルギーの
主要因であるからだ。
役所は水源確保のために格差を維持する。
そして毎晩ドームの上には黒い雲が集まる。
風が冷たくなって
ぼさり、ぼさりと大粒の雪が降る。
西の砂をたくさん含んだ雪だ。
この時間に外をトンボで飛ぶやつはいない。
月明かりを背景に、
空を飛ぶ人影が二つ。
短い手足。
ブロッコの一室、
明かりのもれる窓のそばに近づいて、
中を覗く。
ゾディにアクセス中の男が一人。
20代前半、痩せ型、ヒゲ。
一人の子供がもう一人の子供に合図し、
二人で光の玉を作る。
それをそっと窓から部屋のなかに差し入れると、
二人は窓辺を離れ空の旅へと戻る。
暁が東の空を染め上げると、
ドームの屋根に積もった大量の雪は
日差しを受けて急速に溶け始める。
ドームの接地面にはこの水を集める為の
側溝が設けられており、濾過、殺菌されて
市内に供給される水の流れがちょろちょろと
音を立て始めてシティの朝は始まる。
砂漠の向こうでは急速に加熱された砂の熱で
雪原はあっという間に空間を埋め尽くす水蒸気となり
巨大な陽炎がゆらゆら、ぐらぐらと
殺風景な荒野を捻じ曲げる。
隣の部屋では時間を無くした男の
一つ目のベルが鳴る。
先日、ようやく障害認定されるようになった
ばかりの流行り病だ。
彼は1日中ジグソーパズルをして過ごしている。
以前はたいがいのロストがそうであるように
優秀な企業戦士だったそうだ。
ある時期、出世の足がかりとなる大きな
プロジェクトを任され、大きな責任と期待の中
分刻みのスケジュールで働いていたのだが、
ある日、ふと移動レーンの乗り過ごしが多いことに
気付いた。
目的の駅で降りられず、うっかりしていると
二つ三つの駅どころではなくて、
レーンをぐるりと一周してしまっているのだ。
ちゃんとアナウンスを聞いていれば
降りられるはずなのだが、
通いなれた通勤路というのはマンネリ化して
しまっているために、意識を保つ事が困難なのだ。
仕方なく通勤路を遠回りなものに変えてみた。
だが問題は単純ではなかった。
そのうち会話が難しくなってきた。
ほんの一時考え込んだつもりが、
3時間の沈黙となり、
少し熱の入った話しをすれば
必ず相手が疲労の果てに彼の口を遮るように
なってしまったのだ。
そんなふうにしてクビになり、
今は毎日ジグソーパズルに没頭している隣人。
これぐらいゆるくても
メモを書き重ねていったほうが
作品は作りやすいのではないかと
思ったのでそうしてみます。
ちぃっと読みづらい文章になりがちですが
ご勘弁。
たくさん矛盾出るかもしれんがご勘弁 too
伊豆に引っ越す予定です。
シティに格差がひどいのは、
貧乏人の苦しみが雨雲を呼ぶエネルギーの
主要因であるからだ。
役所は水源確保のために格差を維持する。
そして毎晩ドームの上には黒い雲が集まる。
風が冷たくなって
ぼさり、ぼさりと大粒の雪が降る。
西の砂をたくさん含んだ雪だ。
この時間に外をトンボで飛ぶやつはいない。
月明かりを背景に、
空を飛ぶ人影が二つ。
短い手足。
ブロッコの一室、
明かりのもれる窓のそばに近づいて、
中を覗く。
ゾディにアクセス中の男が一人。
20代前半、痩せ型、ヒゲ。
一人の子供がもう一人の子供に合図し、
二人で光の玉を作る。
それをそっと窓から部屋のなかに差し入れると、
二人は窓辺を離れ空の旅へと戻る。
暁が東の空を染め上げると、
ドームの屋根に積もった大量の雪は
日差しを受けて急速に溶け始める。
ドームの接地面にはこの水を集める為の
側溝が設けられており、濾過、殺菌されて
市内に供給される水の流れがちょろちょろと
音を立て始めてシティの朝は始まる。
砂漠の向こうでは急速に加熱された砂の熱で
雪原はあっという間に空間を埋め尽くす水蒸気となり
巨大な陽炎がゆらゆら、ぐらぐらと
殺風景な荒野を捻じ曲げる。
隣の部屋では時間を無くした男の
一つ目のベルが鳴る。
先日、ようやく障害認定されるようになった
ばかりの流行り病だ。
彼は1日中ジグソーパズルをして過ごしている。
以前はたいがいのロストがそうであるように
優秀な企業戦士だったそうだ。
ある時期、出世の足がかりとなる大きな
プロジェクトを任され、大きな責任と期待の中
分刻みのスケジュールで働いていたのだが、
ある日、ふと移動レーンの乗り過ごしが多いことに
気付いた。
目的の駅で降りられず、うっかりしていると
二つ三つの駅どころではなくて、
レーンをぐるりと一周してしまっているのだ。
ちゃんとアナウンスを聞いていれば
降りられるはずなのだが、
通いなれた通勤路というのはマンネリ化して
しまっているために、意識を保つ事が困難なのだ。
仕方なく通勤路を遠回りなものに変えてみた。
だが問題は単純ではなかった。
そのうち会話が難しくなってきた。
ほんの一時考え込んだつもりが、
3時間の沈黙となり、
少し熱の入った話しをすれば
必ず相手が疲労の果てに彼の口を遮るように
なってしまったのだ。
そんなふうにしてクビになり、
今は毎日ジグソーパズルに没頭している隣人。
これぐらいゆるくても
メモを書き重ねていったほうが
作品は作りやすいのではないかと
思ったのでそうしてみます。
ちぃっと読みづらい文章になりがちですが
ご勘弁。
たくさん矛盾出るかもしれんがご勘弁 too
伊豆に引っ越す予定です。
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