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SunSugarSonBlog

Japan-The Strange Country


2010/07/04 22:18  Permalink   del.icio.us livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録 Buzzurl このページを行き先登録


http://vimeo.com/9873910

先日、東京に遠征した時に
友人に見せてもらったビデオ。
グラフィックの秀逸さが際立っている。
日本人の中にはこれを見て
不愉快に思う人もいると思うし、
実際そうした人たちの書き込みによって
この掲示板は賛否両論吹き荒れている
わけなんですけども。
たしかに、恣意的なデータの見せ方は
多々あると思うし、
個々人ではどうにもならないほどに
システムが巨大化している中で、
「自分たちにどうしろと!?」
っていう風に憤る人たちがいるのも理解できる。
食料の問題とか特に。
自分の場合で言えば、
外食産業で廃棄される食料の多さに
うんざりした経験から、
外食する事自体に抵抗感を感じたりしていて、
かといってスーパーで買い物して自炊したとしても、
あそこで廃棄されている食品の量だって
すさまじいわけで、
じゃあどうしたらいいんだと。
最近畑の野菜が取れはじめたのが救いではあるけれども、
都会に住んでたらどうしようもないもんね。
家庭で残飯を出さないようにしても、
流通の段階で恐ろしい量が廃棄されているという事実。

ただ、
この作者がこれを大学の卒業制作で作った
という事はまずとてつもない
偉業だと思う。
そして彼が自分の祖国を
このようにネガティブに、
皮肉まじりに捉えているという事実、
その原因をまずは直視しなくてはいけないと思う。
自分だってこの国の好きな部分はあるけれど、
正直うんざりする事も多いよ。

もちろん、
世界の不幸の原因全てが日本にあるわけではない。
ただその一方で、
大量消費社会に慣れすぎてしまった日本人が、
そのシステムの歪みに対し無自覚で居続ける事に、
罪がないと胸を張って言い切れるだろうか。

中国の原生林を皆伐して作る割り箸の問題について、
それは中国人の問題で日本人の責任ではない、
っていうような理屈を立てている人がいたけれど、
経済がグローバル化して、目に見えない所から
モノが運ばれてくるような時代であるからこそ、
消費者の側が想像力を働かせて、
消費行動に自覚的になるべきなんだと思う。

とは言っても、
貧乏人が倫理的な理由から
フェアトレード商品を選ぶっていうのも
かなり限界があるんだけどね。。。(これは自分の話だが)

少なくとも、
罪悪感をかき消すための
思考停止は絶対にしたくないなと思う。

これはちょっと蛇足だが、
東京で電車に乗ったら、
「寿司職人を家によんで
寿司をにぎってもらったら
予算はいくらくらい?」
ってなCMが流れていて、
答えが2、30万だった気がするんだけど、
そのあとに「その夢に向けて準備しよう」
みたいなテロップが流れて、
宝くじのCMだとわかった瞬間、
これってなんかやばくないかな、
と思った。
例えばローマ帝国の貴族たちが
世界中の美食を集めて食べては、
鳥の羽でのどの奥をつついて、
食べたばかりのものを吐き出し、
また新たな美食に舌鼓を打っていた、というような、
ぱっと見こいつら馬鹿なんじゃないか、
と思えるほどの乱痴気騒ぎ、
あれに近い匂いを嗅いだ気がした。
デカダンだとか文化の爛熟だとか、
なにかしら負のイメージをまとうきらびやかさ、
帝国の滅亡の前夜の雰囲気。
っていうと大げさだけれども、
少なくとも自分達が子供の頃に教わった
道徳の倫理観からは遥かにかけ離れた所で、
不健康な消費が加速していって、
気がついたら自分たちも飲み込まれている、というような。
なんだか、なんだかな。

アメリカの方が飯捨ててるよとか、
東欧の方が自殺率高いよとか、
そういう批判をしてしまう心理って、
あっちのほうが酷いからここはまだマシって、
そうやって目を背けていたら
何も解決しないよなあ。

さて、
自分に何ができるだろうか。

とりあえず今日は仕事をこなして、
ゴーヤのグリーンカーテン作ったぞっと。


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